2010.03.16 Tuesday
ピカソの隣人 うさちゃんとともに魅惑の小部屋を訪問する
最初から、予感はあった。
ハンスの『魅惑の小部屋』は、ぜったいにやなぎみわさんの趣味に合致する。
いやそれ以上に、うさちゃんのテイスト直球ド真ん中であると。
てなわけで、「八ツ星レストラン」訪問後、夢見心地のままにポンピドゥー・センターで開催中の「ELLEs」展を鑑賞、その足でハンス邸を訪ねることとなった。
私があんまりしつこくハンスのことをこのブログに書くので、やなぎさんも「いったいどんな子なの??」と興味津々。「うさちゃんが恋に落ちるかもしれないタイプの乙男」とだけ答えておく。
例の古いホテルを改造したアパルトマンの白いドアを叩くと、「お待ちしてました〜」とまたもや白いエプロン姿のハンス登場。いまや完全にこのキャラが定着してしまっている。むむむッ、とうさちゃんが瞬時にして強く引っ張られるのがわかる。ハンスには、偉大なるアーティストと絶対的なる存在については耳タコなほどに事前情報を入れておいた。よって、ハンスはうさちゃんのために完璧な舞台装置を準備していた。
それがこの「玉座」であります!

(大仏殿ではありません。)
アンティークチェアの上に台座を備え、可憐なカスミ草でクラウンを作ってお出迎え。その上にどっかと君臨するうさちゃん。テーブルの上にはキャンドルの光が煌煌と・・・・・あれ、護摩は焚いてないんですか?木魚は?
とまあ、大仏殿並みのセッティング。
やなぎさんは「ジルベールがハトにえさをあげてたアパルトマンにそっくりだわ・・・」と、「風と木の詩」(竹宮恵子作)の中の一場面をありありと脳裏に浮かべている様子。白いエプロン姿でかいがいしくクレープを焼くハンスの姿を鑑賞して、「京都でクレープのおいしいカフェとか、ハンスがやったら受けそうだよねえ」と、けっこう本気で考えたりもした。

(ポーの顔の上のクレープ)
私は初めてハンス邸訪問時に、三島由紀夫X細江英公「薔薇刑」があることにド肝を抜かれたが、やなぎさんは「ああこれ、私も二冊持ってる。ふたりの違うアートディレクターがかかわったヴァージョンがあるからね」とサラリ。「でもさすがにフランス語版は持っていないわ〜」と。この時点で、この両者のデカダンな趣味のシンクロを見てしまった。
それからさきは乙女ちっく&やおいマンガ、森茉莉の世界など、どんどんシンクロの幅が広がり、最後には美輪明宏の「老女優は去りゆく」のCDをかけて(なんで持ってるんだ?!)、やなぎみわ&ハンスの驚くべきシンクロナイズド・カラオケ状態となった。
ちょっと想像していただきたい。パリの耽美な小部屋で、「老女優は去りゆく」の長いセリフ部分を暗誦するアーティストと美青年。テーブルの上のエドガー・アラン・ポーの顔の皿。その上で冷めていくチョコレートクレープ。そして大仏殿に鎮座し、ロウソクの光に揺らめくうさちゃん・・・・・・。
宇宙的にシュールなパリの一夜。忘れようにも忘れられるわけないってば。

(初公開!ハンス。by やなぎみわ)
ハンスの『魅惑の小部屋』は、ぜったいにやなぎみわさんの趣味に合致する。
いやそれ以上に、うさちゃんのテイスト直球ド真ん中であると。
てなわけで、「八ツ星レストラン」訪問後、夢見心地のままにポンピドゥー・センターで開催中の「ELLEs」展を鑑賞、その足でハンス邸を訪ねることとなった。
私があんまりしつこくハンスのことをこのブログに書くので、やなぎさんも「いったいどんな子なの??」と興味津々。「うさちゃんが恋に落ちるかもしれないタイプの乙男」とだけ答えておく。
例の古いホテルを改造したアパルトマンの白いドアを叩くと、「お待ちしてました〜」とまたもや白いエプロン姿のハンス登場。いまや完全にこのキャラが定着してしまっている。むむむッ、とうさちゃんが瞬時にして強く引っ張られるのがわかる。ハンスには、偉大なるアーティストと絶対的なる存在については耳タコなほどに事前情報を入れておいた。よって、ハンスはうさちゃんのために完璧な舞台装置を準備していた。
それがこの「玉座」であります!

(大仏殿ではありません。)
アンティークチェアの上に台座を備え、可憐なカスミ草でクラウンを作ってお出迎え。その上にどっかと君臨するうさちゃん。テーブルの上にはキャンドルの光が煌煌と・・・・・あれ、護摩は焚いてないんですか?木魚は?
とまあ、大仏殿並みのセッティング。
やなぎさんは「ジルベールがハトにえさをあげてたアパルトマンにそっくりだわ・・・」と、「風と木の詩」(竹宮恵子作)の中の一場面をありありと脳裏に浮かべている様子。白いエプロン姿でかいがいしくクレープを焼くハンスの姿を鑑賞して、「京都でクレープのおいしいカフェとか、ハンスがやったら受けそうだよねえ」と、けっこう本気で考えたりもした。

(ポーの顔の上のクレープ)
私は初めてハンス邸訪問時に、三島由紀夫X細江英公「薔薇刑」があることにド肝を抜かれたが、やなぎさんは「ああこれ、私も二冊持ってる。ふたりの違うアートディレクターがかかわったヴァージョンがあるからね」とサラリ。「でもさすがにフランス語版は持っていないわ〜」と。この時点で、この両者のデカダンな趣味のシンクロを見てしまった。
それからさきは乙女ちっく&やおいマンガ、森茉莉の世界など、どんどんシンクロの幅が広がり、最後には美輪明宏の「老女優は去りゆく」のCDをかけて(なんで持ってるんだ?!)、やなぎみわ&ハンスの驚くべきシンクロナイズド・カラオケ状態となった。
ちょっと想像していただきたい。パリの耽美な小部屋で、「老女優は去りゆく」の長いセリフ部分を暗誦するアーティストと美青年。テーブルの上のエドガー・アラン・ポーの顔の皿。その上で冷めていくチョコレートクレープ。そして大仏殿に鎮座し、ロウソクの光に揺らめくうさちゃん・・・・・・。
宇宙的にシュールなパリの一夜。忘れようにも忘れられるわけないってば。

(初公開!ハンス。by やなぎみわ)
| - | 18:30 | - | -





![カフーを待ちわびて [宝島社文庫] (宝島社文庫 C は 2-1)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51%2BEWHQ9iYL._SL160_.jpg)








